その言動の「原動力は何か?」 前篇

先日、一泊で温泉に行ってきたのですが。

(私の場合、仕事の形態上、ちゃんと自宅を離れないと完全なOFFにならないので、発作的に旅に出たくなるのです。でも長い休みは取れないので、ふらっと行ける距離に飛んで一泊で帰ってきます。)

 

その滞在先で、従業員さんの言動による「これはないだろ~」という残念なことに

二度も当たってしまったんですね。二度もっていうのが、すごい。

これは何なんだろう?と自問せざるを得なくて。

 

ミス自体は、別にそんなに怒る程の事でもないのですが

従業員さんの態度が、そのホテルには相応しくなった。だから、とても残念に思った。

”その程度”のホテルだったら、”その程度”の従業員であっても

私は違和感を感じなかったと思うんです。

「今回はこのランクを自分で選んだのだ。」と納得して。

 

でも、そのホテルはとても良いホテルなのです。だから残念なのです。

自分の頭の中から、その件が離れず、ずっとモヤモヤが頭にあって。

 

私の旅というのは、完全に一人になって、完全にOFFになれることに重きを置いていて。

自然を眺めたりしながら、何も考えない時間を楽しんでリセットかけた後に

自分の中から出てきたものを、書いてまとめる

つーのが目的なんですが

今回は、チェックインから夕食後の夜の23時くらいまで

そこのホテルの従業員のことで、頭がいっぱいになっちゃったんです。

肩が張って頭痛までしてたし。

 

で、フロントに行って「支配人さんお願いします」って頼んで。

(いわゆる「責任者出て来~い!」っていうのを、人生初やったわけですよw)

とにかく話を聞いてもらおうと。

吐き出さないと、頭から出ていきそうになくて、そのまま朝を迎えたくなかったんですよ。

 

支配人さんは居なかったけれど、マネージャーさんに話を聞いてもらいました。

その女性のお顔を拝見した瞬間

「この人に話を聞いてもらいたい!」と思える周波数が出ていて。

その周波数が、まんま、そのホテルの周波数なんですよ。

で、対応が素晴らしかった。

裏表が無いのですね。腹に何も隠してない。

そして自分軸があるんですね。

丸腰で話を聞いてくれるんですよ。そして自らも自分の言葉でちゃんと語ってくれるのですよ。

 

でね・・・

 

なんか、その女性を見ていて、普段の私みたいって、思いましたwww

丸腰って、わかります?

武装してないってこと。武器を持ってないってことです。

丸裸とも言える。

 

私と接したことのある方なら分かると思いますが

私って、初対面の方と会っても、全然緊張しないし

私とお客様の間に壁が無く、丸裸で会話してる感じしませんか?

裸どころか、心まで丸出しですよ。

 

自分の中に「こう見られたい」とか「こう見られたくない」というのが一切ないんですね。

(これを、武装してないとか武器を持ってない状態と言えますね)

何故なら、私の言動の基準が

自分が相手に「どう見られるか、どう思われるか」にないからなんです。

(だからお客様も、安心して打ち解けてくれるのだと。)

 

今回の従業員さんのうち、一人の方は

武装して武器をいっぱい持って

「どう見られるか?どう思われるか?」が軸になってたんですね。

(もう一件の方は、論外で、接客業に向いてない人だったのですが)

接客される側としては、めっちゃ壁を感じるし、安心感ないし、むしろ不快感があるわけです。

 

「でも、武装しないで丸裸になるって、よっぽど心の強い人とか、経験積んだツワモノじゃなければ無理だよ。」

とか思いますか?

そんなこたあ、ない!のですよ。

 

経験が長いとか、心が強い、神経図太いとか、そんなの関係ないです。

 

その言動の「原動力は何か?」

そこに鍵があるのです。

 

 

(つづく)