体の不調は「私に気付いて」のサイン。

肩凝りや腰痛で悩んでいらっしゃるお客様は

とても「我慢強い」方が多いように思います。

だから「怒る」ということが分からない方が多い。

本当は怒っているのに、すごくすごく我慢強いから、怒りを自覚できずじまい。

 

私の場合は、

子供の頃から「怒る」ということが分からないで生きてきました。

本当は、人よりも短気なほうなんだけどね。

 

過去の私は・・・

 

すんごい冷静に人を見ちゃって、

自分が頭の回転早くて、器用だから、

そうじゃない人に対して「なんでできない?」と引っかかってしまう。

自分がいつも人の反応を気にしていて、

人の機嫌を損ねないように、礼儀正しくするように気を付けているから、

そうじゃない人がいると「この人なんなの?」と気になってしまう。

 

でも、人の何倍も我慢強いから、

短気起こす前に、抑え込んでしまって、怒ってない状態になってしまう。

怒りを1秒も味わうことなく、葬ってしまう。

それは「怒って当然」な相当理不尽な目にあった場合も、同様で。

 

けれど、感情というのは、抑えれば消えるわけでなく

抑えたら自分の中に溜まっていくのです。

ちゃんと自覚して味わって、表現していけば、溜まることはありません。

 

怒ってる相手に対して表現できればベストだけど、それができなくても、

ちゃんと「あー私いま怒ってる」って怒ってる自分を観察したり

周りに話を聞いてくれる人がいれば、話せばいい。

 

溜まってしまうと、どうなるかというと、なんとかして表に出ようとするので

体の不調として、体にでてくる場合が多い。

怒りは、とくに肝臓に溜まりやすいので、肝臓が疲れている症状が出る。

(体の右側の痛みとか、目の充血とか、皮膚炎とか)

 

「私は、普段、怒るようなことがないんですよね」

「怒るってどんなことなのか、分かんないんですよね」

と言っている方ほど、しっかり体に怒りのサインが出ていることが多いです。

それでも無視していると、

体がボロボロになるだけじゃなくて、心まで壊れてしまいます。

私がそうでしたから。

 

つづく