排出の方法。

今は、一年の中でも日照時間が短く、気温も低いので

太陽活動の影響をダイレクトに受けている私たちにとっては

気分が落ち込みやすい、鬱鬱としやすい時期なのですが

みなさま、ご気分は如何でしょうか?

 

一旦マイナスの方向に意識のベクトルが向いてしまうと

全く関係のないものまで、その力に引っ張られてしまいがちです。

その時、自ら相当なエネルギーを消費していますので

体調も余計すぐれなくなりますし

意識(思い込み)が結果となって現れ、さらにダメージを受ける。。悪循環です。

 

執着している思い込み(モノ)を手放してしまえば

そこでリセットがかかって、負の連鎖を断ち切ることができるのですが

その「手放す」という行為が、なかなか難しかったりしますよね。。

 

先日、ご来店くださったリピーターさま。

お身体に触れて分かったのですが、

「何のために生きてるんだろう?とか思ってましたか?」

と尋ねたら、やっぱりそうだったと。

全身のエネルギーの活動がとても弱くなっていて

(とくに腰から下が入院中の人のようでした)

気が頭に上がりっぱなしになっていました。

 

120分の施術の間、排出に次ぐ排出を繰り返していくうちに

心が穏やかさを摂り戻して、本当に安心した様子で。

そして後半からは身体の芯からエネルギーが漲ってきて、すっかり元気になって!

ご本人の中で「こうなりたい」というビジョンが明確になってきているようでした。

 

余談ですが、人って「どうなりたいのか?」が自分で分からないとか、

そこまでの意欲が湧かないといった状態の時が、最も苦しいのです。

そういった時は、大抵、自分自身ではなく、

「思うようにならない」”他人”や”状況”に対して悶々として

その対象へ、全エネルギーを向けてしまっています。

それによって一番大事な、肝心な自分自身が疲弊してしまっているのですが

(まさにこれが”何のために生きているのか?”という状態。自分の人生なのに。)

 

繰り返しますが、この状況には

「自分がどうなりたいのか?」「どうありたいのか?」が分かっていないことが

苦しくなっている原因としてあるのです。

 

他人や環境に「こうなって欲しい」「こうして欲しい」という意識。

それらを捨ててしまって

”自分が”「こうなりたい」「こうありたい」といったビジョンが見えてきたら。。

気持ちがすーっと軽くなってきますよ。

 

冬という季節的にも

人の意識も行動も身体そのものも「内へ内へ」と向かい、

「溜め込む」動きをしますので

(人だけでなく、動物も草木も地球の生命活動そのもの全てが)

鬱鬱としやすいのは自然現象なのですが。。

この内へ向かう「内省しやすい」時期を活かして!

向けるべき意識は、他人や環境ではなく、

”自分自身”が「どうなりたい」「こうありたい」へ。

ぜひとも、そのレッスンをご自身で行ってみて頂きたいです。

 

なんか、余談が、本題のようになってしまいましたw

タイトルの「排出の方法」ですが

前述の鬱鬱落込みモードを完全リセットできたリピーターさまが

とても個性的な排出の仕方をされるので、そのことを書こうと思っていました。

 

(つづく)