以前から何度か、このブログでも紹介してきた
大好きな番組「マツコ有吉の怒り新党」での、マツコの言葉。
今週の放送でも、心に響く言葉が!
マツコの発言って、全て自分の経験、バックグラウンドをもとにした、実感こもっての発言だから、聞いている人に届くんだよね。
以前の記事はこちら ↓
今回の視聴者の怒り(お題)
”「やらないで後悔する」より「やって後悔する」ほうがいい”という風潮に疑問を覚えます。
有吉
あります?そんな、やらないで後悔したこと?
マツコ
・・・・「やって後悔」したことのほうが多いかな。
でも「やって後悔」するようなことの積み重ねが、今になってるような気がするのよ。
あんときあの馬鹿をやっていなかったら
あんときあの領域に足を踏み入れていなかったら
果たして今のこの規格外の人間ができていたか?・・・というと、できていない気がするから。
結果論で言えば
「後悔はしているが、やってて良かったかもなあ」くらいよね。
やってなくても、こうなったかもしれないし。
それはさ、結果として何かが生まれるわけじゃん。その生まれた段階で判別ができることじゃない?
もし「うわあー、なんでこんなことになっちゃったんだろう?」ってなったとしたら
たぶん「やらないほうが良かった」って思うのよ。
でも、そん時は、一個一個は、しくじってたとしても
結果として、なんとなく自分が納得できるものになったとしたら・・・
全てが「やって良かったこと」になるのよ。
じゃあやったほうがいいか?
有吉
と思う、俺も。
やっぱ俺がここまで結婚できてないのは、やってないからだわ。
やっぱ周り見てて、格差があるようなカップル見ると、やっぱやってるわ。
行動をしてると思うんですよ。
恥かいてもいいから告白をしてみたりとか、繰り返して、繰り返して。
ていう意味では、僕は最初から「これは無理だ。」というのを繰り返してきてるから、
このザマなわけじゃないですか(笑)
マツコ
結局「恥かくこととか、メンドクサイことを、やらないでいるのって愚かだよ」っていう意味だよね?
バクチみたいなことをやるか?やならいか?って話しじゃなくて。
「ホントはこれ頑張ったほうがいいかな」とか「これ恥ずかしいからやんないほうがいいな」
っていうふうに悩んでるんだったらやれ、っていう言葉よね、これ。
だとしたら素晴らしい言葉よ。
夏目
その時、万が一失敗しちゃったとして、その失敗した後って、どうしたらいいんですか?
有吉
今度は、そっちになってくると、時間との対話になってくるよね。
マツコ
そんなすぐには絶対に解決できないわよね。
有吉
「後々。」ってことじゃない?
マツコ
やっぱり、ある程度時間がたつと、どんなに辛い思い出だろうと、どんなに過酷な結果だろうが、
なんとなくそれを愛せるようになるじゃない?
それでしか、解決は無理よね。
あと、一回の失敗があったとしても、その三個先、四個先に、一回成功できたとするじゃない?
そうするとその三回四回の失敗って、失敗じゃなくなるんだよね。
だからどんな形であれ、挫折しても、何か一個結果を出せば、
自分で許せるようになるんじゃない?過去の失敗が。