ワンネスで施術を受けて頂いた後、好転反応が出る方もいますので、好転反応とは何なのか?について説明をします。一言でいうと 「身体が良くなろうとして働き出した際に出る(排出)症状」です。以下の2段階の作用があります。
注意)「リンパマッサージ好転反応」で検索して来られる方が多いのですが、普通のリンパマッサージを受けただけで、ここまでの好転反応は出ません。体調がすぐれない原因を外に求めたいのでしょうが、原因は必ず自分自身にあります。ただし、あざが出来る程強く摩擦されたり、「痛いのはリンパが詰まっているから」と言って凝っている筋肉をグリグリされれば、コリが余計にひどくなって辛くなるということはあります。(当店ではそのような施術は行いません)この場合は単なる「悪化」であって、好転反応とはいいません。
血液やリンパの流れが活発になることで
体内に蓄積されている有害物や不要物を排出しようとする「浄化作用」が働きます。
・汗、涙、鼻水、くしゃみ、せき、げっぷ、などが盛んに出る(施術中に起こることが多いです)
・強い眠気、だるさ等の疲労感(水泳など全身運動を行った後のような感覚)
・盛んな排尿、大量の排便、匂いの強い尿や便
・生理の経血の量が増える、固まりが出る、色が黒っぽい
・発熱
・湿疹、吹き出物
( 病的レベルで症状の重かった方に、この反応が出ることがあります。全員ではありません )
次に、細胞を綺麗に蘇らせる「新生作用」が働きます。
免疫力が増し、自然治癒力が働き出してきたので、悪い箇所がどんどん修復されます。
好転反応の中でも、最も強い反応が出ますが、
この時期は少食にして身体を休めて、ワンネスでのケアを継続して受けてください。
・吐き気、頭痛、胃痛、腰痛、肩・背中その他の痛み
・もともと問題のあった所が、一時的に更に悪化するような症状
・アトピーの人は、一時的にアトピーの症状が強く出てきます。(皮膚から排毒されるため)
数時間〜1日で終わる方もいれば、2.3日~7日程度続く方もいます。
しかし、この段階が終われば、たちまち良くなります。
好転反応が終わったのに、以前と同じとか、以前より悪くなったということは今までありません。
・好転反応は、全員に出るわけではありません。
全く出ないか、出ても気にならない程度の方が多いです。
(それでも身体はちゃんと変わります)
・個人差がありますが、何度か繰り返す方もいます。
・初めに強く出ますが、繰り返すたびに弱くなっていきます。
・施術1回目に出る方もいれば、数回受けた後に出る方もいます。
心身にかかる負荷や原因が、日常にあり続ける場合も、好転反応を繰り返します。
・高齢の方
・通院、治療中で、お薬を常用している方
・接骨院・整骨院に通っている方(当施術と真逆の方法で筋肉にアプローチしている場合に限る)
・向精神薬・睡眠薬・鎮痛剤・筋弛緩剤、ピルを常用されている方(自律神経・ホルモンの働きをお薬でコントロールしている為)
・体調不良の原因が日常生活にあった場合でも、それを改善する意思はなく、今までの生活習慣や意識を継続している方
(間違った生活習慣、間違った意識を改めるまでは、同じ症状を繰り返す)
とくに多いのは「飲み過ぎ・食べ過ぎ」「薬の飲み過ぎ」これらを継続している限りは、施術を受けていても一向に良くなりません。
「飲み過ぎ」はアルコールだけでなく、健康食品、サプリメント、お茶やお水も同じです。
ここに挙げた好転反応は、
健康な人間であれば、施術を受けていなくても、本来自然に起こるものなのです。
すなわち、自然治癒力が充分に備わっていれば
身体の不調の原因になっている体内の有害物・不要物を排出しようと、身体は働きます。
風邪をひいたら熱を出して、菌やウィルスを排出する。
腐ったものを食べたら、吐いたり下痢をして排出する。などです。
しかし、免疫力・自然治癒力が低下していると、
身体に取り込んだ有害物・不要物を(汗、尿や便などで)直ぐに排出できず、溜め込んでしまいます。
または薬で症状を抑え続けていれば、外へ出すべきものがどんどん体内へ溜まっていきます。
やがて身体のダルさや痛み(肩こり、腰痛、湿疹など)として、少しずつでも排出をしていきます。
それだけでは足りないと、内臓の疾患、突然の重い病となって現れます。
あなたの普段の頭痛・肩こり・腰痛は、排出現象なのです。
「身体の中に排出するべき不要物が蓄積されているという証拠」であり
それらをどうにかしようと、身体が頑張って、あなたを守るために働いてくれているのです。
現代は、有害物・不要物を全く摂取せずに生きていくのが難しい環境です。
(食品添加物・化学物質を日常的に摂取、薬剤の服用、注射、大気汚染や放射能など)
不要物が溜まる→自然治癒力が下がる→余計に排出できない、の悪循環になっています。
薬剤の長期服用は、免疫力・自然治癒力を狂わせます。なるべく最小限に留めましょう。